2017年11月24日(金)
この時がターニングポイント。
この日この時、海外へ旅立つことが決まった。
いや、ターニングポイントをターニングポイントせしめる事実も重なっていた。
ちょっとさかのぼる。
骨折をする前日。
声優の鶴ひろみさんが亡くなった。
知る人ぞ知る、ブルマとドキンちゃんの声の人だ。
首都高で、自分の体の危険を察知したのか、車を路肩に止め、そのまま亡くなった。
なんていう、壮絶な、
そして
思いやりのある最期だろう。
翌日、
自分は3メートルの高さから落ちて、左手首の骨折のみで済んだ。
だけど
こう思った
人は、死んでしまうものなんだ。
いつ死ぬかわからない。
明日、いや、今
死ぬのかもしれない。
そうしたらもう、やることは決まってる。
後悔の無いように、今できることを、今やるべきことをするしかないのだ。
やりたいことは、今やる。
「あとで」なんて、ないのだ。
そんな風に思って過ごしていた。
そんな折、静岡では29回目を数えようとする異業種交流会
「静岡をアツくする会」が24日に開催されることになっていた。
以前から興味があったが、何となく参加できずにいて
「次から参加しよう」
と思っていた。
この「次」とは、2018年1月に開催予定の第30回だ。
だが、次はないと思った。
だから、骨折してても、
周りから「大丈夫なの?」と言われても、参加したかった。
ここで、出会いがきっとある。
参加すれば何かある。
そう思って。
で、うちの奥さんも一緒に参加することになり、彼女がお勧めしているセルフまつげエクステのチラシを入れてもらうことにしていた。
当日、昼までに、主催の白岩さんの会計事務所まで届ければ大丈夫。
白岩さんは、ここ1年くらいで関わることが多くなった人だ。
出会いは居酒屋のイベントで。
その時、FBでつながり、白岩さんが立ち上げる面白そうなイベントに興味を持っていた。
スウィーツを持ち寄る会や、お取り寄せラーメンを作る会、
クラウドファンディングの勉強会、1000人無料ランチ会。
同じ沼津出身で同い年(ただし相手が1学年上)
会計事務所を営んでいて、スタッフも抱えている。
まじめだが、ユーモアもあり、プペル展では、
ほぼ主催のような立ち位置でイベントを切り盛りしていた。
この日、うちの奥さんとたまたま予定が合ったこともあり、奥さんと二人でチラシを届けに行った。
事務所には、白岩さんはじめスタッフの方も数名。
快く、笑顔で出迎えてくれる。
椅子も勧められて、座って何となくお話を始める。
「骨折して、3か月間休職になっちゃったんですよ」
そんな話をした。
普通なら、「大変だね」「大丈夫?」等の言葉が返答として出てくるのだが、
白岩さんは違った。
「3か月?いいね、海外旅行でも行ってみたら?」
え?いやいや、とんでもない
「バックパッカーとかで、旅行したらいいよ」
そんな、無謀な
英語もできないし、飛行機のチケットも買ったことないし
「そんなの、スマホ一台あればできるよ」
いや、まさかそんな。
ホテルの予約だってわからないし
「スマホがあれば大丈夫」
お金ないし
「お金はクラウドファンディングで集めればいいよ。スマホでできるよ」
え、ええええ、できる、んでしょうか
「僕、年末か来年初めに、ネパールに文房具届けに行くけど、一緒に行く?」
ええ!?マジっすか。
あの、文房具をアジアの貧しい子供たちに届けたいって、みんなから文房具集めてたあれですか
もう、この時、僕の心はすっかり海外に向いていた。
スマホ一台あれば大丈夫らしいし、
クラウドファンディングでお金は集められるみたいだし
すっかりその気になっている僕は、隣に座る奥さんに聞いてみる
ね、行ってもいいかな
すると
「お金は出せないよ。自分でお金を集めて行けるんなら、いいんじゃない」
ほんとにいいと思っていたかどうか、定かではないけれど
その一言で、僕の気持ちは決まってしまった。
何より、信頼している人の勧めと、
奥さんのOKが出たのだから、もう何も迷わなくていい。
それに、
いつ死ぬかわからないんだから、やれることをやらないと。
白岩さんについて行って、文房具を配って、なんだか楽しそう。
そう思っていたら
「僕は文房具を配るから。
山本さんはおはぎを作って配るといいよ」
え、えええええ!?
お、おはぎ、ですか!?
確かにおはぎ好きだけど
ネパール行っておはぎって、
いったいどうやって・・・・
でも、
考えるのは後でもいい。
きっと、自分の存在価値はそこにある。
「ですよね、おはぎ、作ります。」
この日から、世界へ旅立つ準備が始まる。
おはぎでみんなを笑顔に。 静岡で、おはぎを通じてイベントや交流に取り組む「おはぎの山さん」。 ひょんなことから骨折し、そこから100人以上の人たちと出会い、ネパールはじめ、東南アジアをめぐった記録。 その中の、ネパールでおはぎを作って配りまくってきた旅日記です。
自己紹介
- おはぎの山さん
- 静岡市, 静岡県, Japan
- おはぎを作ってみんなを笑顔に。 趣味の和菓子作りが高じて、「おはぎの山さん」という二つ名を頂くほどに。 人におはぎを配っていたら、何の因果か2018年1月に、ネパールへ行っておはぎを作る「おはぎdeネパール」を敢行。 その後、日本へまっすぐ帰らず、タイを起点として東南アジアを2週間かけて一周する、初バックパッカーの旅を経験する。 介護関係の仕事をしているが、将来はパソコン一台持って、世界を旅する目標を持つ。 妻と、小中高の子供三人。 いずれ、寒がりの妻とは暖かい南国で暮らしたい。 現在、おはぎをツールとした交流会、おはぎ教室などを不定期開催。
2018年3月5日月曜日
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